
長崎県西海市の西海市西彼総合体育館で1月31日(土)に『つなぐスクール』(主催:電源開発株式会社(以下J-POWER)・公益財団法人日本バレーボール協会)を開催しました。
長崎県で初めての開催となった『つなぐスクール』。
コーチにアテネオリンピック日本代表の大山加奈さんを迎え、約40名の小学生と保護者の皆さんにご参加いただきました。
冷え込みの厳しい朝でしたが、集まってくれた参加者の皆さんは、受付をすませると大学生コーチから渡されたソフトバレーボールを手にしました。寒さも感じないほどの元気さでそれぞれ体を動かし始めます。
参加者の皆さんがスクリーン前に集合したあと、大山さんが登場。
小学生時代や日本代表時代の試合映像が映し出されると、子どもたちは真剣な表情で画面を見つめ、これから始まる時間への期待が高まっていきました。

大山さんの自己紹介のあとにはウォーミングアップからスタート。
少し冷えた体をほぐすため、丁寧にストレッチ。
体が温まったところで、参加者全員で「こおり鬼」に挑戦。子どもチームと保護者チームに分かれて対決します。
初対面など関係なく、こおりになった仲間をタッチして助けたり、協力して追い込んだり、真剣に楽しんでいました。
ウォーミングアップのあとは、いよいよボールに触れて楽しむ「遊ぶ時間」です。
まずはトスとレシーブの基本から、大山さんがわかりやすくレクチャーします。
「トスはおにぎりの形じゃなくて、桃の形だよ」
その言葉に合わせて、子どもたちは手を前に出し、それぞれ“桃の形”を作って確認。
説明のあとは親子でペアになり、レシーブとトスの練習を行いました。教わったポイントを意識しながら、少しずつパスが続くようになっていきます。
練習はペアから4人組、さらに6人組へと広がり、ネット越しにパスをつないでいきます。

「ワンバウンドオッケー」
「3回じゃなくてもいいよ」
そんな声を掛け合いながら、仲間にパスをつなぎ相手コートへ返していきます。
大山さんから「ナイスパス!」と声をかけられると、思わず笑顔がこぼれる姿も見られました。
続いてはアタック練習。
大山さんのお手本のアタックに、参加者全員が目を輝かせて見入ります。
続けて、セッター役を交代しながら全員がアタックに挑戦。
「惜しい、もう一回!」
「ナイスアタック!」
自然と声が飛び交い、何度もトライする中で、会場の一体感はさらに高まっていきました。
サーブ練習では、オーバーハンド・アンダーハンドそれぞれの打ち方を確認。
「手の硬いところで打つ」という大山さんからのポイントをしっかり練習で生かしていきます。
最初はうまくいかなかったサーブも、大山さんの「ナイスサーブ!」という声に後押しされ、徐々に安定したサーブへと変わっていきました。
遊ぶ時間の最後はミニゲーム。
円陣を組んで気持ちをひとつにし、「ワンバウンドOK」「返球は4回以上でもOK」というルールで試合に臨みます。
チーム内で「はい!」「お願い!」と声を掛け合いながら、これまで練習してきたサーブ、トス、レシーブ、アタックをしっかりとつなげていきました。

「ナイスプレイ」とハイタッチをしたり、失敗しても「次だよ!」と前向きに声を掛け合ったり、全員でボールをつないでプレーする楽しさが伝わる時間となりました。
最後は「話す時間」。
参加者の皆さんはつなぐシートに、今日の体験を通して感じた自分の想いを書き出していきます。
普段はなかなか口にできない言葉や、少し照れくさい気持ちも、一生懸命自分の言葉で表現する姿が見られました。
グループ発表では、恥ずかしそうにしながらも、しっかりと言葉にして想いを伝えます。
参加者の皆さんが少し誇らしげで、やわらかな表情を浮かべていたのが印象的でした。
最後は大山さんを囲んでの記念撮影。
参加者全員が笑顔でカメラに収まり、長崎県初開催となったつなぐスクールは、あたたかな雰囲気の中で幕を閉じました。
