2月23日(日・祝)に広島県竹原市のピースリーホームバンブー総合公園体育館で電源開発株式会社(以下J-POWERという)と公益財団法人日本バレーボール協会が『つなぐスクール』を開催しました。
講師には、大山 加奈さん(アテネオリンピック日本代表)を迎え、約30名の親子が参加してくれました。
会場近辺は雪が降るほど寒い日でしたが、この日を楽しみにしてくれていた皆さんは元気に参加してくれました。
大山さんから自己紹介とバレーボールの説明からつなぐスクールが始まります。
あそぶ時間では、しっかりとウォーミングアップをして身体を温めて、いよいよボールを使っていきます。
まずは2人1組でパス練習。小学生を中心にボールに触れていきますが、ご家族の方もしっかりと大山さんのアドバイスをもとにレシーブやトスを行っていきます。
2人でうまくつなげることができたら4人に増やして、ボールをつなげていきます。
さらにはネット越しにボールをつないでいく参加者の皆さん。
大山さんは未経験者や経験者、それぞれに合ったアドバイスをしっかりと伝えてくれます。
そのアドバイスを小学生はもちろん、ご家族の方も嬉しそうに真剣に聞いている姿がとても印象的でした。
続いてアタック練習。迫力あるお手本を大山さんと大学生のコーチたちが見せてくれます。そのお手本に負けない迫力で参加者の皆さんも一生懸命にアタックを続けていきます。
アタック練習の後は、サーブ練習をして、いよいよ試合形式のゲームに。
ゲームでは、参加者につなぐことの楽しさを感じてもらうため、点数は競いません。
大山さんがボールをつなぎやすくするコツを皆さんに伝授してスタート。
ゲーム開始前にはチームごとに円陣を組んで士気を上げます。
それぞれのコートでナイスプレーが見られるなか、未経験の小学生もチームメイトに支えられて活躍する場面もありました。
寒さを忘れるほどの熱いプレーで、あそぶ時間は終了しました。
休憩をはさんで、「話す時間」が始まります。
つなぐシートの記入では大山さんの伝える言葉としっかりと聞きながら、子どもたちがペンを走らせます。ご家族の皆さんも子どもたちを見ながら普段の想いをつなぐシートに記入していきます。
記入が終わり、グループ内での発表では、来年中学生になるお子さんにしっかりと思いを伝えるご家族の姿がとても印象的でした。
全員がそれぞれの想いを発表し、最後に大山さんから、ご自身の経験からつなぐことの大切さ、楽しさを参加者のみなさんに伝え、集合写真の撮影に移ります。
全員が充実した表情で記念撮影をして、この日のつなぐスクールは終了しました。