福井県越前市の越前市アイシンスポーツアリーナで10月14日(月・祝)に『つなぐスクール』(主催:公益財団法人日本バレーボール協会、協力:アシックス・越前市アイシンスポーツアリーナ)が開催されました。
つなぐスクールでは何度も講師を務めていただいている大山 加奈さん(アテネオリンピック日本代表)とともに、約30名の小学生と保護者がバレーボールを楽しみました。
このスクールは、バレーボールの練習にとどまらず、バレーボールを通してコミュニケーションの重要性を体感することができ、競技未経験者でも楽しめるプログラムです。
大山さんが登場すると、参加者のテンションは一気に上昇します。
大山さんの幼少期の映像が流れると、「背が高い!」といった驚きの声が飛び交い、和やかな雰囲気の中でスタートしました。
ウォーミングアップでは、大山さんが考案したストレッチメニューで親子対決が実現。参加者たちは楽しみながら身体をほぐし、気持ちを高めていきました。
パス練習は2人組からスタート。大学生のコーチや保護者が子どもたちに「つなぐ」ためのアドバイスを送りました。4人組のパスになると、パスの技術だけでなく、声かけなど連携の大切さを実感しました。
アタック練習では、子どもたちがセッターの役割を担う場面もあり、大山さんの「ナイストス!」という声に嬉しそうにする姿が印象的でした。
さらに、ワンバウンドゲームでは、チーム間のコミュニケーションが一層深まり、ナイスプレーの連続に会場は大いに盛り上がり、「あそぶ時間」はあっという間に終了しました。
つなぐスクール特有の「話す時間」では、大山さんのアドバイスをもとに、子どもたちが「つなぐシート」に今日の体験を通して感じたことを記入していきました。
保護者の方も普段の生活の中で感じたことを丁寧に書き込みました。「まとめの時間」では、保護者の方に素直に感謝のメッセージと今後の目標をしっかり伝える子どもたちに感心しながら、大山さんもご自身の経験を交えながら、子どもたち、保護者の方へそれぞれメッセージを伝えていきました。
この日、全員が「つなぐ」ことの楽しさ、大切さを感じることのできる時間となり、最後は集合写真を撮影してつなぐスクールは終了しました。