活動実績

大山加奈さんを講師に『つなぐスクール』を東京都杉並区で開催

東京都杉並区の桃井第三小学校で12月3日(日)、『つなぐスクール』(主催:日本バレーボール協会、協力:公益財団法人日本バレーボール協会、協力:済美教育センター)が開催されました。アテネオリンピック日本代表の大山 加奈さんを講師に迎え、約30名の小学生と保護者がバレーボールで汗を流しました。

つなぐスクールは子どもたちと、そのご家族、地域や社会に“つなぐ”ことで生まれる活力や喜びを感じていただく、バレーボールの体験型教育プログラムで、バレーボールの初心者が楽しめるプログラムとなっています。
冒頭に大山さんの幼少期の映像を見ながら、バレーボールを説明していると歓喜の声が聞こえてきたり、先生の質問に大声で回答するなど、子ども達の元気な姿が見受けられました。

バレーボールの紹介が終わり、あそぶ時間がスタート。ウォーミングアップから笑顔があるれていて、二人一組でのパスや四人一組でのパスは保護者の方も楽しくお互いにボールを”つなぐ“ことを楽しく体験していました。
アタック練習に入ると和やかなムードはありつつも、ボールをアタックする楽しさや難しさに直面し徐々に子ども達の顔も真剣に。大山さんが、こまめにポイントを教えている中で子ども達よりも真剣に話を聞いていたのは保護者の皆さん!体を動かす回数が減ってきている分、こういう機会を大切にされているのが、コーチ陣にも伝わってきました。

「バレーボールってこんなに楽しいんですね。」という発言が、あるお父様からでてくるように、子ども達だけでなく、保護者の方も楽しんでいただく姿は、つなぐスクールならではの光景。最後のワンバウンドゲームでは、子ども達が中心になりつつも、要所で保護者の方のファインプレーが見えて大盛り上がりのうちにあそぶ時間は終了。

12月の開催とはいえ天候に恵まれて暖かい日となった開催日。汗をいっぱいかいた子ども達に風邪をひかないようにと声をかけながら、「はなす時間」の始まり。
はなす時間では、普段の生活の中で保護者の方など周りの人から受け取る優しさや嬉しい気持ちを子ども達が一生懸命に考えながら大山さんと一緒にシートに記入していきます。
保護者の方も同じように子ども達の姿を想いながら、笑顔で筆を走らせる姿がとても印象的でした。
つなぐシートに記入したことをチームで発表する時間でも終始笑顔が溢れている中、「つなぐスクール」は終盤に。最後は大山さんがつなぐことをどんどん広げていくためのアドバイスを参加者へ伝えて、集合写真を撮影して終了となりました。