バレーボールの世界から
暴力・体罰・ハラスメントを撤廃する。
上手くなるための指導、
試合に勝つための指導。
どんなに愛情があったとしても
厳しいその指導は、暴力になることがあります。
手を出していなくても、
周りで見ているだけでも、
その言葉が、その態度が、
暴力になることがあります。
みんなが安心して楽しめる
バレーボールの世界を作るために
日本バレーボール協会は、
暴力・体罰・ハラスメントを
徹底的になくしていく「暴力撤廃アクション」を
進めます。
暴力と指導の間にある
「未暴力」に向きあう。
明らかな暴力と、健全な指導の間には、
どちらとも言い切れない曖昧な行為があります。
しかし見過ごせない状態なので「未暴力」と名付けました。
答えはすぐにでないし、
一辺倒な答えもないと思います。
一つ一つの事例にしか、答えはないと思います。
だから、問いを立てて、
正面から向き合うことにしました。
それって、指導ですか?暴力ですか?
指導する側も、される側も、見守る側も。
暴力になるかもしれない
曖昧なことについて、
もっとみんなで、もっとオープンに、
話をしていきましょう。
この問いで、みんなの力で
バレーボールの世界はもっと良くなります。
宣言で終わらせることなく
具体的なアクションを進めていきます。